イエス様が十字架にかかったとき、二人の犯罪人がイエス様の右と左で一緒に十字架にかかりました。
そのうちの一人がイエス様に言います。
「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、
わたしを思い出してください」
自分が犯した重ーい罪を思うと、とても
「わたしも御国に入れてください」とは言えない…
だけどそれでもなんとか救われたくて、
せめて「思い出して」と願ったこの犯罪人の気持ち、
なんだかすごく共感できる気がします。
でも同時に、イエス様に向かって
「お前はメシアではないか。
自分と我々を救ってみろ」
と暴言を吐いたもう一人の犯罪人、
実はこれこそ私ではないかという気もするんです。
今回の「イエスの生涯を黙想する」で、
英神父がちょうどこの場面をお話しくださっているんですが、
とてもドキッとする言葉に出会いました。
「私たちの中にある二人の自分」
この二人の間で、イエス様は十字架にかかられ
そしてこう祈られた…
「父よ、彼らをお赦しください。
自分が何をしているのか知らないのです。」
受難日の今日、この放送を手がかりにしながら、
主イエスの十字架を黙想してみるのはいかがでしょうか。
(約20分)

